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Archive for the '健康' Category
手術中の喘息発作を予防する
手術や麻酔の侵襲により、術中は喘息発作がおきやすくなります。気管挿管が必要な手術では、気管チューブが気管壁を刺激し、喘息を誘発することがあります。術中は以下に発作を予防するかが重要です。
術前評価として、①薬物治療をせず、現在発作は起こっていない、②現在薬剤投与中で、現在発作は起こっていない、③薬剤投与されている、またはされていない状態で、発作が起こっている…の3点を確認します。
1なら特に術前に準備も必要なく、普通の麻酔管理で問題ありません。2の場合は、予防並びに術中の発作の予防に準備が求められます。気管支拡張薬の投与、β刺激薬、ステロイドの内服などを考慮します。
問題は3です。手術までに時間があれば、呼吸器内科でしっかりと病状を安定させてから、手術に望むのが理想です。しかし、緊急事態で病状が不安定なまま手術になることもあります。まず考えることは気道の確保です。気管挿管の必要がなければ、気道の管理は随分と楽になりますが、緊急手術は必要なケースがほとんどです。
医療訴訟に備えて医師に求めれるもの
2000年代においては、心臓の僧帽弁形成または置換術が予定されていた患者と肺の手術を受ける患者を取り違えた「横浜私立大学病院事件」などの影響から、一時は医療訴訟の件数が急増しました。
しかしその後の「福島県立大野大病院事件」での産科医の逮捕が行き過ぎだった(無罪)ことが判明した以降は、一方的なマスコミの医療バッシングも影を潜め、一転して減少に転じました。しかしながら、勤務医が医師賠償責任保険に加入する必要性は依然として高いといえます。
患者を含めた世間の意識の変化は、普遍的な論理に基づくはずの判決内容に大きな影響を与えています。一方で、医療訴訟における論理は、過失、因果関係、説明義務の法的位置付けにおいて深化してきました。
医療機関は患者との適切な意思疎通を構築するほか、モンスターペイシャントなどとは厳正に対処するなどのすべも身に付けなければ成りません。
そして、医療訴訟が今後どのように変化しようと、普遍的に言えることは、巻き込まれた当事者(医師、看護師など)の多くは、自分のためばかりではなく医療界全体のためには、診療行為の正当性や不確実性を主張しているということです。医療機関は、そのための支援を惜しんではなりません。
乳がんや性病の検査を受けましょう
乳がんは発見が早ければ早いほど、生存率が高いので、自己検診と乳がん検診を欠かさないことが重要です。自己検診とは自分の乳房をしっかり見て、触れてしこりなどが内科をチェックするものです。
自己検診で異常が何もないと思ったら、まず1回、乳がん検診をうけましょう。そして検査で異常がないことを確認したら、そのときの乳房の状態を覚えておき、以後は毎月1回、日を決めて自己検診をします。そして、しこりの有無は勿論、色や形などに違和感を感じたら、医療機関を受診するようにしましょう。
自己検診と同様に、乳がん検診も大切です。厚生労働省はマンモグラフィを導入した検診を、40歳以上の人に2年に1度受診することを推進しています。会社の検診や人間ドック、自治体の住民健診などで行われていますので、自分が受診できるものを選んでください。
そのほか、女性で気をつけたいのは子宮頸がん、クラミジア、カンジダなど妊娠に悪影響を及ぼしかねない性病です。最近は若い年齢に感染が広がっているので、妊娠をお考えの方は性病の検査を婦人科や泌尿器科で受けることをお薦めします。
血圧を測定して将来の病気を予防
血圧は病院で測定すると、医師や看護師の姿を見て緊張した結果、普段よりも高めの数値が出てしまう「白衣高血圧」という方が結構います。そのため、血圧に変化が見られる中高年の方は、定期的に自宅でリラックスすしながら測定するのがお薦めです。
血圧測定には、そのときの健康状態が把握できるという以上に、5年先、10年先の健康状態を知り、将来起こる可能性のある脳卒中や心筋梗塞などの血管病を予防に繋がることに意義があります。
気づかないうちに高血圧が進行すると、動脈硬化が進み、血管が硬くなって、やがては詰まったり破裂したりします。それが脳で起きれば脳卒中、腎臓だったら心筋梗塞、腎臓で起これば腎不全になることがあります。しかし、高血圧自体には自覚症状がありません。だからこそ、血圧を定期的に測ることにより、将来の病気の予防率を挙げることが出来るのです。
測定するタイミングは朝と夕方がベストです。血圧には変動があり朝が1日で一番高い時間帯です。そのときの値を下げることが目標ですから直職の前に測定を行いたいものです。
